スリッページと流動性 Slippage & Liquidity
同じ 2,000 株を買っても、人気株と不人気株では約定価格が大きく違うことがあります。2 つの板を比べて理由を見てみましょう。
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テキスト版の解説 · 株式トレード中級 レッスン 4「スリッページと流動性」
同じ 2,000 株を買っても、人気株と不人気株では約定価格が大きく違うことがあります。2 つの板を比べて理由を見てみましょう。
大口注文は 1 段ずつ上へ食っていく
成行注文はまず最安の売り注文を食い、なくなると次の、より高い段へ進みます。平均約定価格が想定価格より高くなった分がスリッページです。
板が厚いほどスリッページは小さい
各段の注文が多いほど流動性は高く、同じ注文でも 1〜2 段食うだけで済みます。板が薄いと、大口注文 1 つで価格が大きく動きます。
スリッページを抑える 3 つの方法
① 指値注文で約定価格に上限をつける ② 大口注文を小口に分けて、何回かに分けて約定させる ③ 寄り付きや重要ニュースの時間帯を避ける(板がいちばん薄いとき)。代わりに、約定が遅くなったり、全部は約定しなかったりすることがあります。
このレッスンのポイント
- スリッページ = 実際の平均約定価格と、注文時に見えていた最良価格との差です。
- 板が厚い(流動性が高い)ほど、同じ注文でもスリッページは小さくなります。
- 注文を分ける、指値注文に切り替える、寄り付き直後や重要ニュースの時間帯を避けることで、スリッページを抑えられます。
実際に試してみよう
次の練習は、このレッスンのインタラクティブ・シミュレーションで取り組めます:
- 2,000 株のまま「両方に成行買いを出す」を押しましょう:スリッページが小さいのはどっち?不人気株ではいくら余分に払った?
- 注文数量を 300 株にしてもう一度出しましょう。両者にまだはっきりした差はある?
- 「指値注文に切り替え(上限 $100.15)」にチェックして出しましょう:不人気株は何株約定し、何株が並んで待っている?
- 下の曲線を見ましょう:注文が大きくなるほど、2 本の線の差はどう変わる?
クイズと解説
- 1. 同じ 2,000 株を買うとき、スリッページが小さいのはどちらの株ですか?
- 答え:板が厚い人気株。注文が多く並んでいるほど、価格を遠くまで押し上げにくくなります。
- 2. スリッページを減らせるやり方はどれですか?
- 答え:注文を分けるか、指値注文に切り替える。指値注文は約定価格に上限を設け、分割注文は一度に与える衝撃を減らします。
- 3. 注文時の最も安い売値は $20.00 でした。成行で 1,000 株を買い、平均約定価格は $20.03 でした。スリッページのコストは合計いくらですか?
- 答え:$30。1 株あたり $0.03 多く払っており、1,000 株で $30 です。