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指標の実践とバックテスト· レッスン 5 / 7· 6 分

ポジション管理と ATR ストップ Position Sizing

どんなによいシグナルでも負けることはあります。1 回の取引でいくら負けるかを決めるほうが、完璧なシグナルを探すより大切です。

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テキスト版の解説 · 指標の実践とバックテスト レッスン 5「ポジション管理と ATR ストップ」

どんなによいシグナルでも負けることはあります。1 回の取引でいくら負けるかを決めるほうが、完璧なシグナルを探すより大切です。

いくら損してよいかを先に決め、それから買う量を計算する

まず1 トレードあたりのリスク(たとえば口座の 1%)を決め、「許容できる損失 ÷ 1 株あたりの損切り幅」で株数を計算します。これがポジションサイジングです。

変動が大きくなると、ポジションは自動的に小さくなる

ATR の倍数で損切りを設定します。相場が荒れるほど損切りは遠くなり、同じリスク予算で買える株数は少なくなります。

固定株数 vs 固定リスク

毎回同じ株数を買うと、激しい相場では 1 回の損失がふだんの何倍にもなることがあります。固定のリスクから株数を逆算すれば、1 回の最大損失額は常に同じで、最大ドローダウンも管理しやすくなります。

このレッスンのポイント

  • まず 1 トレードあたりのリスク(たとえば口座の 1%)を決め、損切りまでの距離からポジションを計算します。
  • ポジション = 許容できる損失 ÷ 1 株あたりの損切り幅。
  • ATR で損切りを設定すれば、値動きが大きくなると損切りが遠くなってポジションが自動的に減り、1 回ごとに負うリスクが一定に保たれます。

実際に試してみよう

次の練習は、このレッスンのインタラクティブ・シミュレーションで取り組めます:

  1. 「例題」をクリックしましょう。$10,000、1 回のリスク 1%、ATR $1 × 2 倍 = 損切り幅 $2 のとき、最大何株買えますか?
  2. 「ボラティリティを 2 倍に」をクリックしましょう。損切り幅と株数はそれぞれいくつになりましたか? リスク金額は変わりましたか?
  3. ATR の倍率を 1 倍にしてみましょう(損切りが近くなる)。株数は増えますが、ふつうの揺れで損切りにも引っかかりやすくなります。
  4. 20 回の取引を見ましょう。激しい変動の局面で、固定株数法は 1 回あたりどれだけのリスクをとっていますか? 「別の系列にする」を何度か押して見てみましょう。

クイズと解説

1. 口座 $10,000、1 回の最大損失 1%、損切り幅は 1 株 $2 です。最大何株買えますか?
答え:50 株。$100 ÷ $2 = 50 株です。
2. 相場の値動きが大きくなり(ATR が 2 倍)、1 回のリスクを変えずにいたいとき、ポジションは?
答え:半分にする。損切り幅が 2 倍になるので、ポジションは半分にします。
3. 口座 $20,000、1 回のリスク 1%、ATR = $1.5 で、損切りを 2 × ATR に設定します。最大何株買えますか?
答え:約 66 株。許容できる損失は $200、損切り幅は $3 なので、$200 ÷ $3 ≈ 66 株です。

このレッスンの用語

  • ATR (Average True Range):アベレージ・トゥルー・レンジで、ローソク足 1 本あたりの平均的な値幅を測ります。方向は判断しません。
  • 最大ドローダウン (Max Drawdown):資産が過去の最高値からその後の最安値までに下がった最大の下落率です。
  • ポジションサイジング (Position Sizing):許容できるリスクから、1 回の取引でどれだけ買うかを決めることです。
  • 1 トレードあたりのリスク (Risk per Trade):1 回の取引で損切りにかかったときに失ってもよい金額で、ふつうは口座の 0.5%〜2% です。
  • 損切り (Stop Loss):価格が不利な方向へあらかじめ決めた水準まで動いたら自動で決済し、最大損失を抑える注文です。
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