T+2 の受渡しと権利確定日 T+2 Settlement & Record Date
日本株は約定から 2 営業日目に受け渡されます。配当や株主優待を受け取るには、遅くとも権利確定日の 2 営業日前(権利付最終日)の大引けの時点で株を持っている必要があります。
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テキスト版の解説 · 日本株の取引ルール レッスン 4「T+2 の受渡しと権利確定日」
日本株は約定から 2 営業日目に受け渡されます。配当や株主優待を受け取るには、遅くとも権利確定日の 2 営業日前(権利付最終日)の大引けの時点で株を持っている必要があります。
約定から 2 営業日目に受渡し
日本株の受渡し(決済)は T+2 です。2019 年 7 月に T+3 から約定後 2 営業日目に短縮されました。買った当日に売ることもできます(T+0)。
配当をもらうには、いつまでに買えばよいか
配当や株主優待を受け取るには、権利確定日に株主として記録されている必要があります。受渡しは T+2 なので、遅くとも権利付最終日(確定日の 2 営業日前)の大引け時点で持っていなければなりません。
「配当取り」は丸儲けではない
権利落ち日以降に買うと、今回の分には間に合いません。この日の株価は通常、配当とほぼ同じ額だけ下がるので、権利付最終日に買って権利落ち日に売っても、株価が配当に置き換わるだけのことが多いです。
このレッスンのポイント
- 日本株は約定から 2 営業日目に受け渡されます(2019 年 7 月に T+3 から T+2 に短縮)。買った当日のうちに売ることもできます。
- 配当や株主優待を受け取るには、権利確定日に株主として登録されている必要があるので、遅くとも権利付最終日(確定日の 2 営業日前)の大引けの時点で持っている必要があります。
- 権利落ち日以降に買うと今回の権利には間に合いません。株価はふつうこの日に配当の金額ほど下がるので、「配当取り」はただ儲かるわけではありません。
実際に試してみよう
次の練習は、このレッスンのインタラクティブ・シミュレーションで取り組めます:
- 3 月 27 日(金)の買いのまま ▶ で再生:受渡しはいつですか?権利確定日に間に合いましたか?
- 3 月 30 日(月)の買いにする:今回の配当はまだもらえますか?なぜですか?
- 「売り」に切り替えて、3 月 30 日に売る:今回の配当はまだもらえますか?
クイズと解説
- 1. 権利確定日が 3 月 31 日(火曜日)のとき、今回の配当を受け取るには遅くともいつ買えばよいですか?
- 答え:3 月 27 日(金曜日)。約定から 2 営業日目に受渡しなので、3 月 27 日に買うと 3 月 31 日に受渡しとなり、ちょうど権利確定日に間に合います。
- 2. 権利付最終日に買い、翌日(権利落ち日)に売ると、今回の配当は受け取れますか?
- 答え:受け取れる。権利確定日に株主として登録されていればよく、権利落ち日に売っても受渡しは確定日のあとなので、権利は残ります。
- 3. 日本株の受渡しサイクルは?
- 答え:T+2。2019 年 7 月に T+3 から T+2 に短縮され、約定から 2 営業日目に受け渡されます。
このレッスンの用語
- 権利落ち日 (Ex-Rights Day):権利付最終日の翌営業日です。この日以降に買っても今回の配当や優待は受け取れず、株価は通常その分だけ下がります。
- 権利付最終日 (Last Cum-Rights Day):配当や株主優待を受け取るには、遅くともこの日の大引けまでに買って保有している必要があります。日本株は約定から 2 営業日目に受け渡されるので、権利確定日の 2 営業日前にあたります。
- 受渡し(決済) (Settlement):約定後に、お金と株が買い手と売り手の間で正式に交換される手続きで、必要な営業日数は市場によって異なります(米国株は T+1、香港株は T+2 など)。
- T+0:当日買った株をその日のうちに売れることです。香港株、米国株、日本株、韓国株はいずれも可能ですが、中国 A 株の普通株はできず、一部の ETF などに限られます。