CCI(商品チャネル指数) Commodity Channel Index
価格は平均的な水準からどれだけ離れているのでしょう?CCI は平均偏差を物差しにし、+100 を超えると強さの始まりとよく見なされます。
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テキスト版の解説 · オシレーター系指標 レッスン 3「CCI(商品チャネル指数)」
価格は平均的な水準からどれだけ離れているのでしょう?CCI は平均偏差を物差しにし、+100 を超えると強さの始まりとよく見なされます。
平均的な水準からどれだけ離れている?
CCIは典型価格を直近 N 本の平均と比べ、平均偏差をものさしにします。ものさし 1.5 本分離れると、CCI は ±100 になります。
天井なし
RSI と違って、CCI には決まった上限・下限がありません。+100 以上が強いゾーン、−100 以下が弱いゾーンで、極端な相場では ±200 をはるかに超えることもあります。
2 つの使い方:順張りと反発
+100 を上抜けるのは典型価格が平均を明らかに上回っているということで、トレンドに沿った買いの合図とされることが多く、−100 の下から回復するのは反発のシグナルとされます。トレンドのないレンジ相場で +100 を追って買うと、レンジの上限で買ってしまいがちです。
このレッスンのポイント
- CCI は典型価格と、その直近 N 本(よく使うのは 20)の平均を比べ、平均偏差の 0.015 倍で割ったものです。平均偏差の約 1.5 倍離れると ±100 に達します。
- CCI には決まった上限・下限がなく、+100 以上が強いゾーン、−100 以下が弱いゾーンです。
- +100 を上に抜けると順張りの買いシグナル、−100 の下から戻ると反発のシグナルとよく見なされます。レンジ相場では前者は高値づかみになりがちです。
実際に試してみよう
次の練習は、このレッスンのインタラクティブ・シミュレーションで取り組めます:
- 「例題:CCI が 50 から 180 に上昇」をクリックしましょう。今はどのゾーンにありますか? 下のパネルで、典型価格がものさし何本分離れているか見てみましょう。
- 「この期間の最高 / 最低」を見ましょう。「トレンド」のシナリオで、CCI は最高いくつまで上がりましたか? 上限はありますか?
- 「レンジ」に切り替えて ▶ を押し、−100 の下から回復する「反発」シグナルに注目しましょう。それぞれ 10 本後の結果はどうでしたか?
- 期間を 20 から 40 に変えましょう。紫のチャネルとシグナルの数はどう変わりますか?
クイズと解説
- 1. CCI が 50 から 180 に上がりました。これは何を示していますか?
- 答え:価格が平均的な水準より明らかに高く、強いゾーンに入った。+100 を超えると強いゾーンに入ります。
- 2. CCI の値の範囲は?
- 答え:決まった上限・下限はない。極端な相場では ±200 をはるかに超えることもあります。
- 3. あるローソク足の典型価格が、直近 20 本の典型価格の平均とちょうど同じです。CCI は?
- 答え:0。平均から離れていないので分子が 0 になり、CCI は 0 です。
このレッスンの用語
- CCI (Commodity Channel Index):典型価格がその平均からどれだけ離れているかを測る指標で、±100 がよく使われる強弱の境目です。
- ダマシのシグナル (False Signal):指標がシグナルを出したのに、価格が想定した方向へ動かないことです。
- 平均偏差 (Mean Deviation):各値と平均との差の絶対値をさらに平均したもので、CCI は価格が平均からどれだけ離れているかを測る「ものさし」としてこれを使います。
- 典型価格 (Typical Price):(高値 + 安値 + 終値)÷ 3 で、ローソク足 1 本の価格水準を 1 つの数で表したもので、CCI や MFI の計算に使います。