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テクニカル分析入門:ローソク足とチャート· レッスン 8 / 10· 5 分

フィボナッチ・リトレースメント Fibonacci Retracement

ひとしきり上がった後、価格は 38.2%、50%、61.8% の付近で押して下げ止まることがよくあります。

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テキスト版の解説 · テクニカル分析入門:ローソク足とチャート レッスン 8「フィボナッチ・リトレースメント」

ひとしきり上がった後、価格は 38.2%、50%、61.8% の付近で押して下げ止まることがよくあります。

押し戻し = 高値 − 値幅 × 比率

上昇の後、価格は 38.2%、50%、61.8% 付近まで押して下げ止まることがよくあります。よく使う比率:23.6%、38.2%、50%、61.8%、78.6%。

あくまで「可能性のある」サポート・レジスタンス帯

フィボナッチの水準は正確な「魔法の価格」ではありません。サポート・レジスタンスやローソク足の形など、ほかのシグナルと合わせて見ましょう(コンフルエンス)。

起点と終点の選び方は正しい?

押し戻しの位置は、どの波を測るかで決まります。違うスイングポイントから測れば、線は別の場所に引かれます。最もはっきりしたスイング安値と高値を選び、価格に「合わせる」ために波を選り好みしないようにしましょう。

このレッスンのポイント

  • 上昇後の押しの水準 = 高値 −(高値 − 安値)× 比率、下落後の戻りの水準 = 安値 +(高値 − 安値)× 比率です。
  • よく使う比率:23.6%、38.2%、50%、61.8%、78.6%(50% はフィボナッチの比率ではありませんが、同じく広く使われています)。
  • リトレースメントの水準は、どの波の始点と終点を選ぶかで変わります。あくまで「ありうる」サポート/レジスタンスのゾーンなので、ほかのシグナルと組み合わせて使うのが望ましいです。

実際に試してみよう

次の練習は、このレッスンのインタラクティブ・シミュレーションで取り組めます:

  1. 「例題:100 → 200」をクリックしましょう。61.8% と 50% の押しの位置はそれぞれいくつですか?
  2. シナリオは 61.8% のまま「続きを再生」を押しましょう。価格はどの線の近くで下げ止まりましたか? その線とどれくらい差がありますか?
  3. 「押しの深さ」のシナリオを 38.2% に変えて、もう一度「続きを再生」を押しましょう。今回はどの線の近くで止まりましたか? 「最大押し」はいくつですか?
  4. 「下落後の反発」に切り替え、先に高値、次に安値をクリックしましょう。戻りの 61.8% の位置はどう計算しますか?

クイズと解説

1. 価格が $100 から $200 まで上がりました。61.8% のリトレースメントの水準は?
答え:$138.2。$200 − $100 × 0.618 = $138.2 です。
2. 前の問題と同じで、50% のリトレースメントの水準は?
答え:$150。ちょうど半分押した位置です。
3. 価格が $50 から $80 まで上がった後に押し始めました。38.2% のリトレースメントの水準はおよそ?
答え:約 $68.5。値幅は $30 なので、$80 − $30 × 0.382 ≈ $68.5 です。$61.5 は 61.8%、$65 は 50%、$72.9 は 23.6% の水準です。

このレッスンの用語

  • コンフルエンス (Confluence):種類の違う複数のシグナルが、同時に同じ方向を示すことです。
  • フィボナッチ・リトレースメント (Fibonacci Retracement):ひとつの値動きを 23.6%、38.2%、50%、61.8% などの比率で区切り、押し目・戻りの候補を探す方法です。
  • スイングポイント (Swing High / Low):左右のローソク足数本より高い(または低い)局所的な高値(または安値)で、右側の足が出そろって初めて確定します。
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