株価はなぜ上下するのか Supply & Demand
買いたい人が多ければ価格は押し上げられ、売りたい人が多ければ押し下げられます。「綱引き」で需給のしくみを理解しましょう。
このレッスンは無料です。アカウントを登録すると、インタラクティブ・シミュレーションを使えます
どのレッスンにも、ドラッグや再生ができるインタラクティブ・シミュレーションと確認クイズがあり、登録すれば無料で使え、学習の進み具合も自動で保存されます。まずはこのレッスンのテキスト版の解説をどうぞ。
まだ決めかねていますか?まずは第 1 レッスンを見てみましょう(登録不要)「株式とは何か」。
テキスト版の解説 · 株式入門 レッスン 6「株価はなぜ上下するのか」
買いたい人が多ければ価格は押し上げられ、売りたい人が多ければ押し下げられます。「綱引き」で需給のしくみを理解しましょう。
買いたい人が多い → 価格が押し上げられる
買い手が奪い合うので、より高い値段を出すしかなく、価格は一歩ずつ上がります。
売りたい人が多い → 価格が押し下げられる
売り手は早く手放したいので、値段を下げて買い手を探すしかありません。価格を決めるのは需給で、会社や証券会社ではありません。
ニュースが変えるのは売り買いの気持ち
業績・政策・業界ニュースは価格を直接変えるのではなく、買いたい人と売りたい人の数を変えます。市場によっては値幅制限(ストップ高・ストップ安)があり、1 日の値動きの上限が決まっています。
このレッスンのポイント
- 株価は市場の売り手と買い手が一緒に決めるもので、会社や証券会社が決めるわけではありません。
- 買い手のほうが急いでいて高い値段でも買うなら価格は上がり、売り手のほうが急いでいて値下げしてでも売るなら価格は下がります。
- 業績、政策、業界ニュースは人々の売買意欲を変え、それに合わせて価格が動きます。
- 売りと買いの力がほぼ釣り合っているときは、価格は一定の範囲を行ったり来たりします。
実際に試してみよう
次の練習は、このレッスンのインタラクティブ・シミュレーションで取り組めます:
- ▶ を押して、「買いたい人」6 人・「売りたい人」4 人のまま、価格がどちらへ動き、騰落率がいくつになるか見てみましょう。
- 両方を 5 人にしましょう:価格は上がり続ける?それともその場で行ったり来たり?
- 再生中に「好材料:業績が予想超え」を押して、結び目・人数・価格ラインの変化を観察しましょう。
- 「売りたい人」を 9 人にして、「悪材料:製品リコール」を押しましょう。価格がどこまで押し下げられるか見てみましょう。
クイズと解説
- 1. ある会社が予想を上回る好決算を発表しました。最も起こりやすいのは?
- 答え:買う人が増えて価格が上がる。よいニュースで買いたい人が増え、買いの力が勝って価格が上がります。
- 2. 株価を決めるのは誰ですか?
- 答え:市場の売り手と買い手の力。価格は売り手と買い手が売買を繰り返した結果です。
- 3. 株はさっき $50 で約定しました。悪いニュースが出て、売り手が $48 まで下げてようやく買い手が見つかり約定しました。最新の株価は?
- 答え:$48。最新の株価は、直近に実際に約定した価格です。売り手が $48 まで譲って約定したので、株価は $48 になります。
このレッスンの用語
- 値幅制限(ストップ高・ストップ安) (Price Limit):1 日に動ける価格の幅を制限する市場があり(たとえば中国 A 株のメインボードの多くは ±10%)、上限に達するとストップ高、下限に達するとストップ安です。
- 需給 (Supply & Demand):買いたい人(需要)と売りたい人(供給)の力関係で、価格がどちらに動くかを決めます。