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トレンド系指標· レッスン 2 / 10· 5 分

指数平滑移動平均線(EMA) Exponential Moving Average

EMA は直近の価格により大きな重みをつけるので、SMA より速く向きを変えます。

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テキスト版の解説 · トレンド系指標 レッスン 2「指数平滑移動平均線(EMA)」

EMA は直近の価格により大きな重みをつけるので、SMA より速く向きを変えます。

新しい価格ほど発言力が大きい

指数平滑移動平均線(EMA)は最新のローソク足に最も大きな重みを与え、古いものほど重みは小さくなりますが、完全にゼロにはなりません。単純移動平均線(SMA)は期間内のすべての足を同じ重みで扱います。

速いぶん、だまされやすい

同じ期間なら、EMA のほうが向きを変えるのが速く、シグナルも早く出ます。でも敏感さは諸刃の剣で、ふだんの小さな揺れでも頻繁に向きを変えてしまいます。

よく使われる EMA

EMA12 と EMA26 は MACD の材料です。EMA20 は短期トレンドを見るのによく使われ、EMA50 や EMA200 は中長期を見ます。SMA より速いですが、それでも遅れがあり、遅れが少し小さいだけです。

このレッスンのポイント

  • EMA の最新の 1 本の重みは 2 ÷ (N + 1) で、古いものほど重みは小さくなりますがゼロにはならないので、同じ期間の SMA より反応が速くなります。
  • 敏感だということは、シグナルが早く出る一方で、ノイズにもだまされやすいということです。EMA もやはり遅行性があります。
  • よく使われるもの:EMA12 / EMA26(MACD の土台)、EMA20、EMA50、EMA200。

実際に試してみよう

次の練習は、このレッスンのインタラクティブ・シミュレーションで取り組めます:

  1. 「突然の跳ね上がり」、期間 20 を選んで再生しましょう。EMA20 と SMA20 のどちらが先に跳ね上がり幅の半分に追いつきますか? それぞれ何本かかりましたか?
  2. 期間を 19 にドラッグしましょう。「最新の足の重み・EMA」と「・SMA」はそれぞれいくつですか? さらに 5 と 40 にして、下の重みのグラフで琥珀色の棒がどう変わるか見てみましょう。
  3. 「ノイズの多いレンジ」に切り替えましょう。同じ期間で、EMA と SMA はそれぞれ何回向きを変えましたか? これは EMA のどんな欠点を示していますか?
  4. 跳ね上がった後の数本にマウスを乗せて、どちらの線が価格に近いか見てみましょう。

クイズと解説

1. 価格が急に大きく上がったとき、先に追いつくのはどの線ですか?
答え:EMA20。EMA は最新の価格により大きな重みをつけるからです。
2. EMA の欠点は?
答え:短期のノイズの影響を受けやすい。敏感さは諸刃の剣です。
3. EMA の期間を 19 にしたとき、最新のローソク足 1 本の平均における重みはいくつですか?
答え:10%。2 ÷ (19 + 1) = 10% です。同じ期間の SMA なら、1 本あたり 1 ÷ 19 ≈ 5.3% にすぎません。

このレッスンの用語

  • 指数平滑移動平均線(EMA) (EMA):直近の価格ほど重みを大きくした移動平均線で、SMA より反応が速いです。
  • ダマシのシグナル (False Signal):指標がシグナルを出したのに、価格が想定した方向へ動かないことです。
  • 遅行性 (Lag):指標は過去の価格から計算されるため、シグナルは実際の転換点よりいつも遅れて出ます。
  • MACD:EMA12 と EMA26 の差(MACD 線)とそのシグナル線で、トレンドと勢いを測る指標です。
  • 単純移動平均線(SMA) (SMA):直近 N 本の終値を単純に平均し、なめらかな線として描いたものです。
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