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FXの待機注文とリスク管理· レッスン 8 / 9· 6 分

損切り幅からロット数を計算する Position Sizing

まず 1 回の取引でいくらまで負けてよいかを決め、損切りまでの距離からロット数を逆算します。これがリスク管理の核心です。

リスクに関する注意:FX、CFD、オプション、先物、暗号資産などはレバレッジや大きな値動きを伴うことが多く、損失が当初の投資額を上回る可能性があります。このレッスンは仕組みを学ぶためのもので、数値はすべてデモ用であり、投資助言ではありません。

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テキスト版の解説 · FXの待機注文とリスク管理 レッスン 8「損切り幅からロット数を計算する」

まず 1 回の取引でいくらまで負けてよいかを決め、損切りまでの距離からロット数を逆算します。これがリスク管理の核心です。

まずこの取引の最大損失を決める

1 トレードあたりのリスクはふつう口座の 0.5%〜2% です。$10,000 の口座でリスク 1% なら、この取引で損切りになっても最大 $100 の損失——まず金額を決め、それからポジションを決めます。

損切り幅からロット数を逆算

ロット数 = リスク額 ÷(損切り pips × 1 ロットあたり 1 pip の価値)。$100 ÷(25 pips × $10)= 0.4 ロット。損切りを 50 pips に広げると、0.2 ロットしか持てません。

レバレッジ ≠ リスク

レバレッジが決めるのは、この 0.4 ロットに拘束される証拠金の額だけ。損切りでいくら損するかは、ロット数と損切り幅だけで決まります——これがポジションサイジングの核心です。

小さなリスクなら連敗にも耐えられる

1 回 1% の損失なら、10 連敗しても約 90% 残ります。1 回 10% なら約 35% しか残らず、元に戻るには 3 倍近くに増やす必要があります(回復に必要な上昇率)。

このレッスンのポイント

  • まず 1 トレードあたりのリスク(よくあるのは 0.5%〜2%)を決めてからロット数を計算します。感覚でロット数を決めるのではありません。
  • ロット数 = リスク金額 ÷(損切りの pips × 1 ロットあたりの 1pip の価値)。結果は切り捨てます。
  • 損切りが遠いほどロット数は小さくなり、リスク金額は変わりません。レバレッジが影響するのは証拠金だけで、計算したリスクには影響しません。
  • 小さなリスクなら連敗に耐えられます。1 回 1% なら 10 連敗しても約 90% 残りますが、1 回 10% だと約 35% しか残りません。

実際に試してみよう

次の練習は、このレッスンのインタラクティブ・シミュレーションで取り組めます:

  1. 初期設定の $10,000、リスク 1%、損切り 25 pips のまま:「適正ロット数」はいくつ?損切りになったら実際いくら損する?
  2. 損切りを 50 pips にしましょう:ロット数はいくつになる?「損切り時の実際の損失」は変わった?
  3. USD/JPY(1 ロットあたり 1 pip 約 $6.67)に切り替え、損切りは 25 pips のまま:なぜロット数は EUR/USD より大きい?
  4. 1 回のリスクを 5% にしましょう:下の表で 10 連敗したあと口座はいくら残る?1% のときと比べましょう。

クイズと解説

1. 口座 $20,000、1 トレードのリスク 1%、EUR/USD の損切り 40 pips(1 ロットあたり 1pip $10)。何ロットで取引すべきですか?
答え:0.5 ロット。リスク金額は $200。$200 ÷(40 × $10)= 0.5 ロットです。
2. 損切りを 20 pips から 40 pips に広げ、同じリスク金額を保ちたいとき、ロット数は?
答え:半分にする。損切りまでの距離が 2 倍になったので、ロット数を半分にすれば、損切り時に失う金額は変わりません。
3. 1 回のリスクが 2% で 5 連敗すると、口座はおよそどれだけ残りますか?
答え:約 90%。1 回ごとに 98% が残ります:0.98 の 5 乗 ≈ 0.904 で、約 90% です。

このレッスンの用語

  • 証拠金 (Margin):ポジションを持つときに「拘束」される担保で、ポジションの金額 ÷ レバレッジで決まります。
  • ポジションサイジング (Position Sizing):許容できるリスクから、1 回の取引でどれだけ買うかを決めることです。
  • 回復に必要な上昇率 (Recovery Gain):ドローダウンから元に戻るのに必要な上昇率で、ドローダウン ÷ (1 − ドローダウン) です。50% 失えば 100% 上がる必要があります。
  • 1 トレードあたりのリスク (Risk per Trade):1 回の取引で損切りにかかったときに失ってもよい金額で、ふつうは口座の 0.5%〜2% です。
  • スプレッド (Spread):Ask と Bid の差で、取引のたびにかかる見えにくいコストです。
  • 損切り (Stop Loss):価格が不利な方向へあらかじめ決めた水準まで動いたら自動で決済し、最大損失を抑える注文です。
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