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コモディティ現物· レッスン 7 / 7· 5 分

季節性:収穫期と暖房シーズン Seasonality

穀物は年に 1 回収穫され、天然ガスは冬に最も多く使われます。季節が需給にリズムを生み、価格と在庫もそれに合わせて上下します。

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テキスト版の解説 · コモディティ現物 レッスン 7「季節性:収穫期と暖房シーズン」

穀物は年に 1 回収穫され、天然ガスは冬に最も多く使われます。季節が需給にリズムを生み、価格と在庫もそれに合わせて上下します。

穀物:年に 1 回の収穫

トウモロコシや大豆は秋に一斉に収穫され、新穀が出回ると在庫が急増して価格は弱くなりがちです。翌年の夏になると古い在庫が尽きかけ、新穀はまだ畑にあるので、価格が上がりやすくなります。

天然ガス:冬に最もひっ迫

天然ガスは夏から秋にかけてあまり使われず、余った分は貯蔵施設に注入されます。冬は暖房需要が急増して在庫が大量に取り崩されます。そのため冬に受け渡す契約は、ふつう夏の契約より高くなります。

パターンは保証ではない

季節性は誰もが知っていることなので、たいていすでに先渡価格に織り込まれています。価格を大きく動かすのは、厳冬や干ばつのように、誰も前もって確実には分からない天候のサプライズです。

このレッスンのポイント

  • 農産物は収穫期にまとめて出回り、供給が豊富なので価格は弱くなりがちです。端境期には上がりやすくなります。
  • 天然ガスは夏から秋に在庫を積み、冬に大量に取り崩すので、冬の限月はふつう夏より高くなります。
  • 季節のパターンはほとんどの人が知っていて、ふつうはすでに先渡価格に織り込まれているので、確実にもうかるサインにはなりません。
  • 予想外の天候(厳冬、干ばつ)があると、その年の値動きは季節の平均から大きく外れます。

実際に試してみよう

次の練習は、このレッスンのインタラクティブ・シミュレーションで取り組めます:

  1. 「天然ガス」を選んで ▶ で 1 年分再生しましょう:価格指数が最も高いのは何月ですか?在庫が最も少ないのは何月ですか?
  2. 「トウモロコシ」に切り替えて「10 月の収穫へジャンプ」をクリックしましょう:在庫と価格指数はそれぞれいくつですか?「1 年で最も安い」のは何月ですか?
  3. 「トウモロコシ」で「夏の干ばつ」をクリックしましょう:秋の価格は平年(点線)のように下がりますか?在庫はどれだけ少なくなりましたか?
  4. 「天然ガス」に戻り、「厳冬に見舞われる」をクリックして再生しましょう:1 月の価格指数は平年よりどれだけ高いですか?

クイズと解説

1. 北半球でトウモロコシの収穫が集中する季節、現物価格はふつうどうなりますか?
答え:新穀がまとめて出回るので弱含む。供給が一気に増えるので、価格は押されがちです。
2. 米国の天然ガス在庫が大量に取り崩されるのは、ふつうどの季節ですか?
答え:冬。冬は暖房の需要が最も大きく、在庫が取り崩され続けます。
3. 季節のパターンはよく知られているのに、毎年「冬の前に買って冬に売る」だけで確実にもうけられないのはなぜですか?
答え:パターンは先渡価格に織り込まれていて、予想外の天候がパターンを崩すから。誰もが知っているパターンは前もって価格に織り込まれ、残るのは天候などの不確実性です。

このレッスンの用語

  • 在庫 (Inventory):生産されたもののまだ消費されていない商品の量です。在庫の積み上がりは供給過剰、取り崩しは需要の強さを示します。
  • 季節性 (Seasonality):一部の商品の需給が季節に合わせて規則的に変わることで、たとえば収穫期に穀物の供給が集中し、冬は暖房用のガス需要が増えます。季節のパターンは傾向にすぎず、保証ではありません。
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